エンタルピー計算機 | PsychroCalcLab

湿り空気のエンタルピーと絶対湿度をASHRAE準拠の式 h = 1.006·T + W·(2501 + 1.86·T) で計算します。冷却コイル選定、空調熱負荷計算、エンタルピー制御、省エネ設計に必須のHVACエンジニアリングツール。

TL;DR(要約と目安)

エンタルピーは、空気の持つ「エネルギーバッテリー」の総量です。空気そのものの温度(顕熱)と、水蒸気に隠されたエネルギー(潜熱)の両方を合算します。

この計算機の機能

h = 1.006·T + W·(2501 + 1.86·T) kJ/kg。基準:0°C、0% RH。

エンタルピー計算機の使い方

空気の温度と湿度を入力すると、湿り空気に含まれる全エネルギー(kJ/kgまたはBTU/lb)を計算します。

エンタルピーはHVAC技術者が空気の状態を別の状態へ変化させるのに必要な総冷却・加熱負荷を計算するために用います。

顕熱(温度)と潜熱(水分量)の両方を考慮するため、空気の熱的プロファイルを完全に把握できます。

使い方

  1. 空気の温度と湿度を入力して、総エネルギーを計算してください。
  2. 入力値を変更すると、結果が自動的に更新されます。
  3. 計算結果と、結果の下に表示されるエンジニアリング上の注意事項を確認してください。

よくある質問

エンタルピーにおける顕熱と潜熱の違いは?

1.006·T 項が顕熱(温度変化)、W·(2501 + 1.86·T) 項が潜熱(水分の相変化エネルギー)です。全エンタルピーはこの2つの和として総エネルギーを表します。

温度ではなくエンタルピーで設計すべき条件は?

高湿度環境では潜熱負荷が支配的になるため、エンタルピー基準で設計しないとコイル容量を過小評価します。除湿、エンタルピーエコノマイザ、外気冷房ロックアウト判定にも必須です。

エンタルピーの基準点は世界共通ですか?

ASHRAEではh = 0 kJ/kg を「0°C・絶対湿度0」と定義します。Δh計算は基準点に依存しないため、ASHRAEと他規格間でも互換性があります。